絵本の中のあなた。絵本の外のわたし。
「こんにちは千歳ちゃん。千歳ちゃんが小さい頃にあったことがあるんだけど覚えてるかな?これからよろしくね。遠慮なんてしなくていいからゆっくりしてね。」
「ありがとうございますおばあさん。」
祖母は私を暖かく迎え入れてくれてとてもよくしてくれた。
祖母の家には本がたくさんあり小さな図書館みたいだ。
全部母が読んでいた本らしい。
ある日祖母に本の整理を任された。
この仕事がきっかけになって彼等に出会った。
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