声がないのなら
またの現実
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―――‐‐
――――学校
教室にはいると見飽きた
みんなからの目線。
席についたら
先輩がきた。
「おっはよー♪」
「先輩!おはようございます」
先輩には礼儀いい人。
好かれたいから、だよね。
先輩がこっちに向かってくる。
今日も、か。
身構え先輩達を見た。
「なにーその目?マイちゃーん怖いー」
私はもう一人の先輩に腕をもたれた。
…やだ
「トイレ、来てね~?」
私は黙ってうなずいた。
先輩達が騒ぎだす。
「トイレ楽しみ♪」
そう言いながら私を引っ張っていった。