Endless Love



私が秀一に声をかけたら
秀一はゆっくりと
振り返って、
私を見つめた。





「俺なんかと出逢ってくれて、ありがとな」




「な、ナニ言ってんのよ…」




秀一は真剣な顔だった。




「俺は、幸せだったよ…」




私は黙り込む。




ナニそれ…




もういなくなるみたいじゃん。






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