君は世界で1番輝く星【短】
ガタッ――
突然、碧空さんが何も言わずに出て行ってしまった。
「ちょっと!碧空さん!?どこ行くんだよぉ!」
碧空さん……?
本当に、私といるのがイヤ…?
「佑月、そんな不安そうな顔するなよ…。大丈夫だから。ちょっと気分がすぐれないだけだって」
陽斗さんが、私を慰めてくれてる。
でも…
誰の言葉も、私の耳に入ってこない。
ただ、不安と後悔が募るだけ…。
「私…どうしよう………」
ダメ。
泣いちゃ、ダメ。
こぼれ落ちそうな涙を、必死に食い止める。
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