神は あたしを許さない。




「うん、そゆこと」










・・・だから早く迎えに来なかったんだ。








ここにいれば、確実にあたしが来るから








華夜はここで待ってたんだ。










「なんであたしはここに来なきゃいけなかったの?」










「会ってもらうためだ」








そう答えたのは















低く冷たい、華夜と正反対の声―――――






















華陽。




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