【完結】悪魔の弾丸



とつぜん真剣な顔をした俊政。


2人の表情がかわる。


「赤色の顔に、高い鼻。山伏の服装で背中には翼が生えている。名は『天狗』」


「また、やっかいな・・・」


ベリエルが眉を八の字にまげている。


「本当にやっかいで困っているんですわ。
 恥ずかしながら、もう私(わて)等の手には負えまへん」


「じゃあ、さっそくだけどその天狗を見に行くわよ」


「見に行く?倒さないのか?」


いつもは瞬殺するというのに、見に行くなんて珍しい。


「天狗なんて見たことないもの。面白い生き物だったら、生かして捕らえるのよ」


ニヤッと笑うルシフィの顔はとんでもなく恐ろしい。


謝罪です;・;

はじめに猫又ってかいてたのに、天狗に変えてすいません!



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