Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜
あわてて立ち上がると…
私に蔑みの眼差しを向ける棗さんがいた。
「あ…棗、さん…。」
棗さんて怖い印象なんだよなぁ…
どうしよう…。
なんて、心の中で呟いてみる。
「あの、庭が綺麗なので少し散歩しようと思って…。」
自分でも何を話してるのか分からないまま、私は喋る。
「ふーん…。まぁ、ここは確かに綺麗だよね。」
「…え?」
同意してくれるとは思ってなかったから、私は思わず声を上げてしまう。
「え?って…あんたから言い出したんだよ?」
呆れたように棗さんは私を見る。
「…ごめんなさい。」
棗さんの迫力に、私は思わず謝ってしまう。
「…なんで謝罪?意味が分かんないね。」
今度は鼻で笑われてしまった。