俺様王子と天然娘

不良軍団が見えなくなると…




こいつはあたしの唇からゆっくり離れた…。





あたしは、軽く息を整えて…





「あああんた、何者!?」





すると、こいつは――




「お前、名前は??」




は??名前??



ま、まぁ、助けてくれたのは事実だし、名前ぐらいはいいよね…




「姫野真愛だけど…」




あたしは小さくそう言った。




「真愛、ね」




ドキッ



って、なっ!?
ドキッて何、ドキッて!!




名前呼び捨てにされただけなのに…!!


< 12 / 191 >

この作品をシェア

pagetop