俺様王子と天然娘

かず兄は優しく手を振った。あたしもそれに答え、小さく手を振る。





あたしは急いで学校に向かったけど、途中、迷子になってしまった…。





やっぱ、方向音痴なあたしは1人で来るんじゃなかったってちょっと後悔してたら…




「どうしたの??」




「……へっ??」




あたしは声がする方へ振り向いた。
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