愛を抱きしめて
…プロローグ

すべて忘れよう…。


そう、空を見上げていた日々。


なにも欲しくなかった。むしろ、なくなって欲しかった。


私を傷つける存在。



私はこの頃、弱虫で、臆病で…。



私にはなにもなかったんだ。



安曇 愛 "アズミ アイ"


河西 幸人 "カサイ ユキト"




生きる意味、人の大切さ。


思い出させてくれたのは、全部…全部…。



君"幸人"だったねー…。
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