小さいからってなめんなよ!!!
『何??莉麻、熱あんの??』
不思議そうな表情を浮かべ
私と瑠禾の側に寄ってくる凛クン。
『ん~・・・熱いんだよね。
多分・・・やっ絶対に熱ある』
やっとおでこを離してくれて
自由に頭を動かせる。
『莉~麻・・・チョイおいで』
次は凛クンのとこかぁ・・・
凛クンは両膝を床につけて私と
目線を合わせた。
私を引き寄せて背中を
トントンとしながらも、右手は
さりげなく脈を測っている凛クン。