君を傷つけたのが僕だとしても・・・
次の日、いつもなら
伊織の居酒屋に向かうのに、
この日はなんだか行けず、
コンビニで弁当を買って帰った。


「はぁーっ・・・」


俺は一人、帰り道でため息を吐く。



昨日はどうやったんやろ・・・?


伊織からもメールないし、
かと言って聞きたくもない。


「はぁーっ・・・」


悠次はまたため息を吐き、
とぼとぼと歩いて帰って行った。





< 144 / 293 >

この作品をシェア

pagetop