君を傷つけたのが僕だとしても・・・
「何でよ・・・何でよ悠次・・・
私が何をしたって言うの・・・

私が・・・私が・・・」


伊織は持ってた鞄を
力いっぱい握り締めた。



「ううっ・・・私が・・・
何を・・・
ううっ・・・ ううっ・・・」


伊織は地面にへたり込み
声を殺し泣き出した。



「なんで!! なんで!!」


ガンッ!! ガンッ!!


そして握り締めていた鞄を
何度も何度も地面に叩きつけた。













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