君を傷つけたのが僕だとしても・・・
「これ・・・?」


「私が編んでん・・・
ちょっと不細工やけど我慢して。」


伊織はそう言うと、
悪戯に舌を出し、笑った。


「ありがとう・・・」



手編みのマフラー・・・


俺のために作ってくれた、
その気持ちがうれしい・・・


ホンマにうれしい・・・


俺はなんだか涙が出そうになった。




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