天使へ
ゴメン
溜め息と伴に
吐き出したセツナさ

どうせ無理
叶うはず無い

見つめた先の笑顔の瞳に
私の姿は見えていない


落ち葉の季節に
雪降る季節に
桜咲く季節に
暑くまぶしい季節に

きみの姿が焼き付いている

触れる事も
抱きしめる事も
優しい言葉も
慰めも
君には届かない

だから
せめて、感じて欲しい

雨の中で
泣いている時

寂しさて
震えてしまう時

怖くて
眼も開けられ無い時

辛さで
声も出ない時

きっと傍に居るから

愛しきキミを
雨からさえも
キミをまもれない

ゴメン
だから
見つめる事を許して

それしか出来ない
ボクを許して
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