お隣サンは元彼クン
10年前の約束
柊二の誕生日から1週間後ポストに1通の封筒が届いた…あけてみると…
『同窓会のお知らせ』
と書いてあり、日時、場所それから幹事の名前が書いてあった。
幹事 山野果歩
どこまで世話好きババァだ。
『あっもしもし果歩ぉ〜同窓会のお知らせきたけど…』
『あー届いたぁ?』
『届いたぁ?って何で前持って知らせてくんなかったのよ同窓会あるなんて』
『いやぁそれが急遽だったから、あたしも超大忙しだったのよ!いやぁ最初はね3年の時のクラス幹事から電話あってさぁ、卒業して10年だから、うちのクラスだけで同窓会しよって言われてさぁ!あたしピーンときて、あたしが幹事するから学年全部でしよって言ったのさ。それから今日まで、そりゃ大変だったわよ〜』
『そりゃご苦労だったわね。でも何で学年?』
『はぁ??あんたの為に決まってんでしょ!!同窓会だったら堂々と前田くんと酒が飲めるでしょうが!!それに、あたしだって25歳の前田柊二見てみたいし』
『ふーん、でも、あたし拓いるし1次会で帰るからね』
『どうぞどうぞ前田くんとタクシーで帰りなさい!あたしが、ちゃんとそうできるようにするから!その後、もし何かあったら、
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