鬼に愛された女


「美月!」


「かむ……い様?」


曇った視界で見えないが、声は紛れもない、神威本人のだった


「なんだ来たんだ」


白雲は、首筋から顔をはなして、口についた血を舐めた


「貴様!なにをしているのかわかっているのか!」


炎が現れ、神威をまとう

それから頭から突き出る2本の角


「お前がキレるとこ、始めてみたよ」


「答えろ白雲!貴様、俺から美月を奪おうとしたな!?」


「だったらなんだ?他の女引きずり込むお前よりましだろ?」


今の発言に神威をまとう炎が強くなり、神威は白雲を殴った


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