鬼に愛された女
「白雲、いつでもいけるか?」
安部家の前にある屋敷の屋根に立ち、黒の狩衣を身につけている青年、神威が白雲に様子をうかがう
「特に問題ない。……しかし、本当に大丈夫なんだろうな?」
「あぁ。任せろ……よし、お前ら行くぞ!」
神威の後ろに立つ鬼達に呼びかける
それから神威は屋根から飛び降り、屋敷内に入ろうとしたが、結界が張ってあって入れない
「やっぱり結界あるよな」
「どうするんだ神威」
白雲が神威の肩を掴む
「ま〜見てろよ。おい、鋼!あれを持ってこい」
神威は鋼を呼び、あれを受け取る