鬼に愛された女


ごほんって、咳払いをしてから、視線をずらして

「……わかりました。ですが、奥方様が元気なお子をお産みになったら、お話ししましょう」


「ほ、本当ですか!わかりました。元気な子を産みます」


美月は嬉しそうににこにこと笑って見せると、鋼の小指を自分の小指と絡める


「約束ですよ?」


「……」


頭領がこの方を選んだ理由が、今わかった気がした


とても笑顔が似合い、そして優しい


彼女には惹かれるものがあった


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