鬼に愛された女


「おぉ。ついに腹を決めたか。安心しなさい。私がついてる」


昌明がまた白雲の耳元に囁く


まるで悪魔の囁きだ


昌明はニヤリと笑う


頑張って働いてもらうよ

この華鳥家が妖怪どもの頂点に立つには、今の妖怪どもの頂点に立つ百鬼家は邪魔な存在


せいぜい今の一時を楽しむといい


百鬼神威!




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