ソラ
―翌日。
あぁ、なんで噂ってスグに広まるんだろう。
現在、最大の謎!!
それもそう。
アタシに彼氏が出来たことがバレてる。
全然関係ない人達にも……。
「ハア」
軽い溜息。
「おっはよー!!」
背中を叩いてあいさつしてくる美弥も朝っぱらからその話題で持ちきり。
せっかく、守口翔平とのコト……報告しようと思ってたのに。
「あっ!!そーえばさぁ~その……健斗……は、美弥に告ったことあったじゃん!?」
「あっ!そーだねぇ~。で!?どうしたの?」
「アタシの顔も性格も美弥と全然違うタイプなのに……心配カナ……っ」
「ハハハー。鈍感だねぇ~♪美喜ちゃんはーっっ!!ウチに告ったのは……嘘です!!」
「は?どうゆうこと?」
「だーかーらーっ、ん~~。仕組まれてたっつーか。三田君は、ずーっと前から美喜のこと好きだったの!!」
「はぁ??」
美弥から聞かされた、新たな真実。
「んー、あんね。三田君は1コ上の先輩でしょ?だから、そうでもしなきゃ会えないと思って。まあ、フッたのは、その気がなかったから!」
「つまりは……共犯??美弥は……。で、何?えっ?えぇ!?えぇぇぇぇぇえ」
驚くアタシをよそに美弥はニヤニヤ。
「ま、あとは知らなくてイイよ!三田君と仲良くしなよ。いくら仕組んだものでも、告った三田君は超勇気いたんだから!!!……たぶん」
アタシ達はなんだそれ、と笑った。
それにしても……計画から計画実行まで、長くないですか?
美弥さん♪
でも、嬉しそうに喜ぶ美弥をみていたらどうでも良くなった。
ま、いっか。
ありがとう……美弥。
宜しくね……健斗。
ま、イイんじゃない。こうゆう青春も。