先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
「いいな~この車。福祉車両なんだろ?」
「…こっちのほうが佳菜が車椅子から移りやすいからな。それにウチも一軒家だし、今は家のどこにも段差はないし…」
「そうか、それなら車椅子でも生活しやすいな。しかし…お前は佳菜にベタ惚れだよな?」
「うるさい…そんな事言うな!」
剣人の言葉に顔が赤くなる。
「ハハハァ。まだ15歳だった佳菜をなにも用意しないのに、抱いて姫恋を妊娠させて結婚したんだよな~?」
「…たとえ、『あの時』佳菜が妊娠してなくても俺はいつか結婚するつもりだったけど…」
「このエロ教師」
剣人がニヤリと笑う。
「フン。お前もきっとそうなる…美羽に逢えばな…」
「なっ…んで…そうなるんだ!!」
「…別に…」
俺は慌てている剣人を笑いながら車の運転をした。