先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
【理人】
数日後。
「亮…お前、この点はありえないだろ?」
数学準備室で亮に中間テストの補習中。
「だって、俺…数学はわからんねぇだよ。理兄の力で俺の成績上げてくれ~!!」
「は?そんな事できるわけねぇだろ!?それにちゃんと勉強をしていれば、わかる問題ばっかりだ。いいから早く課題をやれ」
「はいはい」
亮はしぶしぶ課題をやり始めた。
佳菜のことではっきりケリがついてからの俺たちは自分も驚くくらいに打ち解けた。
たぶん、亮も同じ気持ちだと思う。
これでよかったと思う。
だって、これから先こいつとの付き合いは長くなりそうだから。
きっと、卒業しても…