先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
その日の夜。
「なにか細工でもしたんじゃないの!?理人」
「は!?俺はなにもしてねぇよ。ただの偶然だ」
姫恋を寝かしつけた後、リビングで寛ぎながら今日の劇の配役について理人と話す。
「でも、ビクッリしたの。理人が王子様役なんて…亮は『夫婦で主演なんて面白い!!』って、笑ってた…」
ちなみに…
亮は、王子様の付き人役。
美希は、お姫様の付き人役。
美羽はナレーションをする事になった。
「まぁ、お前の相手が俺でよかったんじゃねぇの?」
「なんでよ…」
そう聞き返すと、理人の顔が近づいてきた。
「キスシーンがあるだろ?」
「ちょ…ちょっと!!それはフリだけでしょ!?」
「とにかく、本番を楽しみにしとけよ」
理人はニヤリと笑う。
きゃぁ~誰か…この男を止めて~!!