先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
【理人】
3週間後。
今日は、文化祭当日。
「なんか…緊張してきた」
「大丈夫だ。俺がいる」
舞台裏で緊張している佳菜に耳元で囁く。
「《ただいまより、2-Aの劇を上映いたします》」
と、言うアナウスが流れ劇が始まった。
劇は順調に進み…
いよいよ、クライマックス。
「姫…もう魔法の宝石はなくなり、お互いの国が争う事もなくなった」
「王子様…」
「だから、やっと言える。君を愛してる…」
「私も愛しています。王子様…」
俺は一瞬、佳菜の唇に触れた。
それと同時に照明が消えた。