先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
翌日。
「うわぁ美羽~。キレイ~♪」
「佳菜もキレイだよ~♪」
私たちはお互いのウェリングドレスにテンションは高め。
…まさか、こんな日が来るなんて思っていなかった。
理人と結ばれた時も…
妊娠した時も…
理人にプロポーズをされた時も…
姫恋が産まれた時も…
私は理人との『思い出』が溢れ出す。
「もう!佳菜ったら…なに、もう泣いてんの?」
「なんか…いろいろな事を思い出しちゃって…っていうか、美羽も泣いてるじゃん」
「…ハハハァ。本当だ…」
私と美羽はお互いを見て微笑んだ。