先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「美羽、そこの椅子に座って」

「うん。ありがとう」

美羽は私の隣の椅子に座った。

「…そうだ。佳菜…これ、授業のノートね。フリントも挿んであるから…」

「ありがとう。美羽」

「佳菜…」

「ん?」

「私もどんな事があっても、佳菜の親友だから…味方らからね」

「理人に聞いたの?」

「うん…聞いた…」




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