先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
ーーーピ~ンポン。
玄関のインターホンが鳴った。
「やっと、来たな。美羽のヤツ」
そう言って、理人が玄関のドアを開けた。
ーーーガチャ。
「あっ、理兄、おはよ~遅くなってごめん。寝坊しちゃって…」
「やっばりな…」
「まぁまぁ、理人。美羽、おはよ」
「おはよ、佳菜。姫恋も、おはよ」
姫恋はいつのまにか、私たちがいる玄関にいた。
「みわねーちゃん、おはよ」
「あらあら。3人共、まだいたの?早く行かないと遅刻よ」
「あっ、本当だ。それじゃあ母さん、姫恋…行ってきます」
「「いってらっしゃい~♪」」
そして、私と美羽は歩いて…理人は車で学校に行った。