＊初恋④＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

高:｢支えてやれるのか？生半可じゃ通用しないんだぞ？

今はやめとけ。｣


一:｢だったら、いつ会うんだ？｣


高:｢自分を捨てた相手に会うんだぞ？
さっき梨紗ちゃんなんて言った？“会いたくない”って言ってただろうが。
一磨、考え甘過ぎるのも大概にしろよ？｣


一:｢いずれまた俺はお会いする、梨紗と一緒に。そん時会うより今会った方がいいと思う。
慧人様も被害者なんだ。｣


高:｢会って何を話すんですか？｣


慧:｢………。(…俺は何を話せばいいんだ？)｣


高:｢美優希さんのことは触れないで下さいね。
そろそろ起きるはずですので。
一磨、責任持てよ？｣


一:｢あぁ。｣


高山は部屋を後にした


慧:｢夕方だけど、夜寝れるかな…。｣


一:｢武山さんに叱られてちゃんと寝ますよ(苦笑)｣


一磨は梨紗を起こした


一:｢梨紗、会って欲しい人がいる。｣


梨:｢………？｣


一:｢この方なんだけどさ…。｣


梨紗は慧人を見た


梨:｢あ、ずっと前に道教えてくれた人。｣


慧:｢覚えてくれてたのか(苦笑)｣


梨:｢はいっ♪♪あの時はお礼もそこそこで本当にすみませんでした。｣


慧:｢気にしなくていいんだよ、梨紗。｣