＊初恋④＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

父:｢斎藤グループは必要なんだ、今の伊藤には。｣


慧:｢るりさんをどうするか、ですよね。｣


一:｢裏はどうですか？｣


父:｢却下。グループ内の令嬢が風俗？伊藤を潰す気か(呆)一磨、私情を挟むな。｣


一:｢はい。｣


真:｢るりさんの身柄を預かってもよろしいですか？裏に近い部分に飛ばします。それまではこちらで人としてを叩き込みますがね。｣


慧:｢若名を潰す気か？｣


真:｢風俗ではない。裏カジノ関連で使う。伊藤さん方も若名の裏は知ってるはずですよね？｣


父:｢伊藤も似たようなことしてますしね。斎藤さん、よろしいですか？｣


斎:｢はい。こんな娘ですがよろしくお願いします。｣


それで会議は終わり、斎藤親子は帰って行った


慧:｢…次男の方が長男より態度でかいな。｣


真:｢中身が腹黒大魔王だからだ。梨紗といて辛かったら言いなさい。連れ戻すから。｣


一:｢絶対にないですので。｣


慧:｢長男は付き合ってる人はいるのか？｣


渉:｢はい。一般の方ですが。｣


一:｢会議は終わりましたよね？｣


真:｢あぁ。｣


一:｢すみません、お先に失礼します。｣


渉:｢私もすみません、失礼します。｣


双子は部屋を後にした