*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
萌:「枕元置いとけば(苦笑)」


一:「そうするか。

手掴まれちゃった?ドンマイ。」


一磨は萌の代わりに健樹の額のタオルを変えた


一:「明日微熱まで来たら冷えピタ貼っといて。」


萌:「わかった、ありがと。」


一:「健樹は大事なダチだからな(苦笑)
……萌ちゃん。」


萌:「何?」


一:「襲u「わねぇよ(呆)」…梨紗からの差し入れ。俺も知ってるけどかなり美味しいシュークリームだから、じゃあまた今度。」


一磨が部屋を出ようとしたらドアが開いた


一:「お邪魔してます、おじさん。」


父:「おぉ、一磨か。また痩せたか?」


一:「太りましたよ(苦笑)」


父:「相変わらず華奢だからな(笑)
萌ちゃんゴメンな?クソガキが迷惑かけて。
親の言うことくらい素直に聞けっつーんだよ、蓮の方がまだいい子だ。」


一:「…健樹の何がわかるんですか?」


父:「分からないな、分かる気もしない。」


一磨は健樹の机を物色し、パンフレットを健樹のお父さんに渡した


一:「健樹が行きたがっている学校の資料です。スポーツ推薦狙ってるからこそ、武道を反対してるんです。」


父:「何故進学するんだ、健樹は?」


一:「おじさん、足悪いですよね?」


< 361 / 448 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop