びとれいある
やっぱり……。
私の育て方がいけなかったのか、みゆうは一人で居るのが苦手だ。
さっき帰って来た時、勉強してたのも寂しさを紛らわす為。
「じゃあ一緒に行こう」
みゆうの腕を取り、2人で近くのスーパーへ。
自動ドアが開くとみゆうはお菓子売場まで走り出した。
「走っちゃダメだよ~」
小さくなるみゆうの背中に叫ぶが私の言葉など知らんぷり。
みゆうがお菓子を見ている間、私は材料を揃えた。
しばらくすると、
「これいい?」
とみゆうが小さなチョコレートを持って来た。