びとれいある
朝ご飯を済ませみゆうと家を出る。
「それじゃあお姉ちゃん、こっちだから」
「うん、わかった!行ってらっしゃい」
「みゆうも行ってらっしゃい。気をつけてね」
私はそう言うと学校に向かって走り出した。
みゆうが私の背中を消えるまでずっと見ていたとも知らずに………。
「千夏ー!!お待たせ」
千夏はいつものように門の前に立っていた。
千夏と私の家は真逆なのだ。
「香澄、おはよう。
…ねぇ聞いてよ」
私たちは話をしながら歩き出す。