甘いカクテルと甘い誘惑

――グイッ!




いきなり後ろから強い力で手首を掴まれた。




何が起きたのか、分からなかった。




「きゃっ…」




バフッ!と音を立てて、あたしはベッドに仰向けになっていた。




見ると、目の前にはあたしに覆い被さる優人さんの姿。




酔っているせいか、いつも以上に妖艶な表情。




はだけたシャツから覗く綺麗な鎖骨があまりにも魅力的で




あたしは見とれていた。




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