神様、お願い~Eternal Love~
「その…さ…鳥海君?」
「スースー…」
ね…寝てる!?
そうだよね…。部活で疲れてるものね。
暖かいし…。
少し寝させてあげたいな。
「おやすみなさい…鳥海君」
爽やかな風が吹く。
その風で私達の髪が左右に揺れた。
気持ちの良い、ひだまりの中。
私は目を細め青い大きな空を見上げた。
…神様。
お願いです。
少しでも長く…鳥海君と
暖かなひだまりの中に…
居させて下さい。