立ち向がれ!演劇部2011

変わり果てた演劇部!脅威の化神!

数日後-花露風路(はろぷろ)高校-
ガヤガヤガヤ
「おはよー鈴萌。」
「おっはよん香音。いやーこないだまでのメキシコ楽しかったよね!」
「うんうん。メキシコに一週間近くいるってぇのもなかったよね!」
そう、数日前に成田へ帰還した私達は数日の休みを学校からもらっていたのだ!
「で涼萌何してたん?」
「すずめならDisney SEA行ってたんだよ。私達を差し置いて。」
ちょっ智慧!
「智慧ェ・・・黙っといてよそれは。私も行きたくて行った訳じゃあないし。」
「行きたくて行った訳じゃあないって、Disney SEAだよ!?」
「だってさ歌音、行ったはいいけど遊べなかったんよ?」
「じゃあ何しに行ったん?」
「姉ちゃんの忘れ物届けにね。」
ったく、淑玲(すみれ)姉ちゃんも困ったもんだよな。遊ばせもしないでさっさと追い返すんだから。しかもDisney SEAにCDはいらないじゃん!ったく、淑玲姉ちゃん何考えてたんだろ・・・?
「ところでいーんちょぉ、今日の日程は?」
「え?今日は行事とかはないよぉん」
なるほどね。







放課後!
「さぁ今日も第2演劇で頑張るぞッ!じゃあ涼萌、部活終ったら本屋行こうか!」
「賛成!じゃあ部活終ったらね!」
ガラッ
「ん?天螺味涼萌か。」
?誰?
「あれ?あなた3年の人ですかね?まさか入部希望でこの部屋にいるんですか?」
「いやちょいと違うんだよな。私はねぇ、五角セクタァからやってきたのだ。」
「じゃあまさか刺客?」
「刺客じゃあないんだなぁ、私監視者なの。」
監視者?
「あれ知らない?アンタらがメキシコに行ってる間に日本の演劇界サッカー界は激変してね、演劇界とサッカー界は我々の手に落ち政府も我が五角セクタァの手中にある。つまりメキシコにいる間に日本は我々の手に落ちたのだ!そして私は女子合唱部が逆らわぬよう派遣された監視者!」
か、監視者だと・・・!いや何もかもがビックリ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
「今ごろ第2演劇部にも監視者が来てるだろうね。」
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