あとちょっと。

やばっ…。

あたしは真っ赤になりながら静かに席に着いた。

(だってあの人朝会った人で驚いたんだもん…)

心の中で必死に言い訳しながら隣の紗枝を見てみると…

「ぷっ…」

肩を震わせながら笑いをこらえている。

くそー。後で覚えてろ。


で、その朝のイケメンはというとまだ完全に起きてないのか、目をこすっている。
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