私の最低な元カレ
「で…どうかな?」
「えっあ、うん!大丈夫、大丈夫!!」
暇だし、サッカーの試合見てみたいし…。
断る理由とか無いもんね。
「そっか!よかった」
まるで太陽のような満面の笑みで、
ガッツポーズをしてる新里君。
そんなに喜ぶ…?
でも、どうして私を誘ったんだろう?
最近ちょっと喋っただけなのに…。
「あ!!」
そこで私は思い出した。
今週の日曜日。
つまり、体育祭の前ってことだよね?
だったら…。
「今、私の手伝いしてるよりも、練習の方が優先じゃない?」
そこだよ!!