私の最低な元カレ
「と、いうことです」
「なにそれ」
土曜日。
私は唯子とファミレスである人を待っていた。
ある人が来るまでの間、私は唯子に明日の事を話した。
もちろん唯子はポカーン状態。
「…大丈夫なの?」
「どうかなぁ。でももう行くしかないし」
「麻衣ちゃんって子、やる事すごいね」
メロンソーダ―を飲みながら、唯子は笑った。
「ほんと、困っちゃう。なにか企んでそうだもん」
「あはは!でもまぁ、いい機会じゃん」
「そんなことない!…勉強のため…」
「ふーん」
唯子までもが、何か企んでそうな顔で笑った。
「唯子までそんな顔しないでっ」
「ふははは~」
「もおー!」
唯子まで楽しそうにして――……
「わりぃ~!お待たせ~!」