愛たい

十話 揺れる思い


ボスンッ

と音を立て俺はベッドに思いきり倒れた。

とりあえず陸に、

『ごめん』

と伝えよう。

そう思ったけど喧嘩何て一度もしかことが無い俺は仲直りの仕方なんか分からない。

友達には、勿論。

家族にも気を使ってたし…。

ただ普通に、

『ごめん』。

って言えば良いのか?

でも普通って何だ?

直接、言うのか?

何処で言うんだ?

真剣に?

俺らしく笑って?

考えれば考えるほど分からなくなる。

頭の中が混乱する。


「っあーー!!」

混乱した頭を掻き回して叫んだ。


とりあえず、元気になった俺は保健室を飛び出した。

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