先生と私。
「!!…ゆ………ら。」
そこあったのは
柚羅と健斗が抱き合っている
光景だった…。
「うぅ…。」
「泣くなよ…。」
「…う、うん…。」
柚羅からの手紙を捨ててしまった。
多分勘違いしてるだろう。
…フラれた…と。
「柚羅、頑張ったな…。」
柚羅を優しく撫でる健斗は、
彼氏って感じだった。
昔の俺みたいに。
俺は、ヨリを戻す
チャンスを逃してしまった。
…同じ気持ちだよ…。
俺だって、まだ好きなんだ…。
でも、言えねぇんだよ…。
耐えられると思ってた。
3年ぐらい余裕だと。
半年ももたないくせに。
…バカだ、俺。