炎龍~暖かい奴等~


「花音。」

「ん、どしたの??」

「家どこだ。」

あ"、言うの忘れてた。


いやー...でもよく考えたら、あんなマンション見たらびっくりされそうだし言いにくいなぁ...。

それに色々聞かれるの嫌だし......。


「んー...あ、瑠依さん!!そこのコンビニで降ろしてー!!」

「え!?でも...」

「...花音、家。」

「そこのコンビニでいいの。家のすぐ近くだし!!それに買いたい物もあるから!!」

「...じゃあコンビニで待ってるから、終わったらまた乗「大丈夫だから、ね??!」」

「...。」

う"、そんな睨むなよぉ......。


と、その時。

『~♪~♪~♪♪』


琉星の携帯が鳴った。


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