again ~あなたと再び歩みを進めるために~



私達が話をしていると、ドアをノックする音がした。

そしてドアが開いた。




「じゃあ、そろそろ行ってくるわね。」

「あぁ。気を付けてな。」

「あかりちゃん、ゆっくりしていってね。私、今晩いないから竜の事よろしくね!」

『どこか行かれるんですか?』

「今日はね、結婚記念日だからお父さんと2人で旅行なの。」

『そうなんですか!楽しんできてくださいね!!』

「えぇ!じゃあ行ってきます!!」


そう言ってお母さんは出ていった。






「よし、そろそろ勉強再開するか。」

『うん!』



私達は再び勉強を始めた。





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