カカオ0% 短編


いつまでも振り向かない私に痺れを切らしたのか


古賀君は私の腕を掴み


教室を出る




『こ、古賀君…?』


『…』



スタスタ歩く古賀君の背中をただただ見つめていた



やっぱり、格好良いなぁ






ぼーっと見とれていると



急に古賀君の背中が


顔面に当たった




『ぶふぉォッ!』




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