天神学園高等部の奇怪な面々Ⅶ
何でこの学園ってこんなんばっかりなんだろう…。
その『こんなん』の筆頭、龍太郎はお嬢様、アモルと別れて廊下を歩く。
遡雫は特に何を言うでもなく、柿ピーと共に小走りに龍太郎に続く。
ここは天神学園だ。
当然、歩を進める度に『こんなん』に出くわす。
「あれまぁ、有名人の丹下はんやないですかぁ」
軽妙な口調で呼び止められると。
「……」
そこには縁日で見かけるような狐面を被った生徒が立っていた。
身につけているのは男性用の着物。
腰には帯刀している。
「可愛らしいお嬢さん連れて学園内を闊歩とは、くーっ、やっぱり名の知れたお人は違いますなぁ」
「…何だ?お前」
「あぁ、あかんあかん、名乗るの忘れてましたわ」
狐面は陽気に言う。
「2年の源 冬月(みなもと ふゆつき)言うんですわ。よろしゅうおたのもうしますぅ」
その『こんなん』の筆頭、龍太郎はお嬢様、アモルと別れて廊下を歩く。
遡雫は特に何を言うでもなく、柿ピーと共に小走りに龍太郎に続く。
ここは天神学園だ。
当然、歩を進める度に『こんなん』に出くわす。
「あれまぁ、有名人の丹下はんやないですかぁ」
軽妙な口調で呼び止められると。
「……」
そこには縁日で見かけるような狐面を被った生徒が立っていた。
身につけているのは男性用の着物。
腰には帯刀している。
「可愛らしいお嬢さん連れて学園内を闊歩とは、くーっ、やっぱり名の知れたお人は違いますなぁ」
「…何だ?お前」
「あぁ、あかんあかん、名乗るの忘れてましたわ」
狐面は陽気に言う。
「2年の源 冬月(みなもと ふゆつき)言うんですわ。よろしゅうおたのもうしますぅ」