契約結婚
「夜ご飯まだでしょう?よかったら食べていきなさい」
「あぁ、ありがとう母さん」
「そうだわ!泊まっていけばいいわ!」
百合子さんが急にそう言い出した
「明日俺ら仕事だから」
すかさず拓磨がそう言う
百合子さんはふて腐れたように
「わかったわ…それなら仕方ないわ」
と言った
「百合子さん…すみません。また来ますね」
「次は泊まっていきなさいね」
「はい!」
ぎゅ…
また百合子さんに抱き締められた
抱きしめるのが好きなのかな…?
ぼそ…
「あんな明るい表情をした拓磨初めて見たわ。きっと羽音ちゃんのおかげね」
耳元で百合子さんは呟いた
「母さん…!」
「わかったわよ…嫉妬深いんだから」
私はその会話を聞いて
ふふっ…と笑った