契約結婚
なんとなく重い面持ちで会社に向かっていると
「羽音ちゃん?」
「将大さん…」
会社までもうすぐのところで将大さんに会った
「どうしたの?顔が暗いけど…」
「………将大さん…っ」
よく分からないけど将大さんの前で泣きそうになってしまった
「え!どうしたの⁉」
将大さんがどうしようという感じでおどおどしている
それに気づいて
「ご、ごめんなさい!」
「……もしかして拓磨?」
図星をつかれて私は目を逸らした
「…今日空いてる?」
「え?」
「どっか食べに行こう。話聞くから」
私はコクン…と頷いた