契約結婚







将大side




「ど、れい…?なんだよそれ…」



聞いてねぇぞ…拓磨





「き、聞いてないんですか…?」




俺は黙って頷く


何を考えてるんだあいつは…






羽音ちゃんが話し始めた




「うちの会社が倒産して7000万の借金を肩代わりしてもらう代わりに…結婚したんです」



借金…






「奴隷だって分かってるんです…でもでも…好きになっちゃったんですっ…」




羽音ちゃんが泣き出した



個室型の居酒屋でよかった…







「気づいてなかったううん、気づいてないふりをしてたんです私っ…でも昨日家の前で綺麗な女の人と楽しそうに話している拓磨の姿を見て…」




気づいてしまったのか…









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