砂時計
「だって、この1日が死に近づいてるんだよ?




 死ぬんだって実感したくない」



私は溢れてくる涙を無視して続ける。




自分の本当の思いを。



「怖いっ!! 生きている事が辛いよ」





レオ君にしがみつきながら涙をいっぱいながす。




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