砂時計
「レオ君なんて……嫌い。




出てってよ! 2度と来ないで」



そう言った自分が憎い。




いつまでそうやっていけるかなんて分かってる。



私はレオ君とリオちゃんの支えがあったから、ここまで頑張れた。



レオ君が病室を出ていってからボソリと呟く。










「死にたい」






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